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2020/04/06 15:57

光×水×ガラスの相性

砂切子 サクラサクとは

トップのグラス、これ実はお水が入った状態なんです。
グラスにお水を入れる前はこんな状態

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これがお水が入ると
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では二つ並べて見ると
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そうなんです。
水を入れることで屈折率が変わり、グラス底面に彫刻した模様が側面に移りこむ、まるで「万華鏡」のようなグラスなんです!

このグラスも被せ硝子を使っています

このグラス、先日公開した「砂切子 kingyo」にも使われている被せ硝子を使っています。

砂切子 kingyo
https://glass-labo.com/kingyo/

そちらでも書いたんですがグラスに仕掛けがあります。

被せ硝子とは2重構造のグラスのことです。
「ライトブルーのグラスにピンクをコーティング」しています。
そしてここからが弊社の真骨頂。

底面に桜を彫刻。
側面に一定の角度で平切子をしていきます。
するとどうでしょう!
上記のような変化が現れるではありませんか!

このグラスを使って桜のシーズンに花見なんて最高ですよね♪

友人でありライターのまぁこが自身のブログで弊社グラスを紹介してくれています。
https://note.mu/shifukunote/n/n184461fada0d

以前は東京都内限定で販売でしたが日本全国から購入が可能になりました。

この「砂切子 サクラサク」は量産が難しい為、弊社工場を起点に東京都内限定で販売をしており、ECサイトや通販での販売は考えていませんでした。

可能であれば弊社工場に来ていただき、どのように作られていくのかを見てほしいとも思い、ご自身の足で現場を見て、どのように作られるのかを見ることでギフトとしての真の価値が向上するとも考えていたからです。

ですが大変嬉しいことに日本全国からの問合せが大変多かった為、この度全国販売を開始しました。そしてこの「砂切子 サクラサク」がお手元に届いた方が弊社を知っていただくきっかけとなって弊社工場にも遊びに来ていただきたいと思うようになったからです。

これも江戸切子なの!?

よく聞かれる質問にこんなものがあります。
「これも江戸切子って言っていいの??」
答えは
「はい!」

です。
それは弊社の得意とする江戸切子の技法のひとつ「平切子」で側面を磨いているから。
このグラスも江戸切子として販売しており、しっかり「江戸切子」の箱もついています。

このグラス「砂切子」という聞いたこともない名前を付けました。
この名前の定義は「平切子×サンドブラスト」としています。
弊社の2大技術、平切子とサンドブラストの併せ技ですね。

この砂切子によりこれまでのガラス加工の可能性が広がるのでは?と考えています。

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底面にどんな模様が入るのか?そしてその彫刻がどのように側面に映りこむのか?可能性は無限大です!

是非こんな模様を入れてみたら?なんてアイデアも募集してますよ!
採用されたらそのグラスをプレゼント、なんてこともあるかもしれませんね♪

という事で一番大切な価格の事を最後に。

【砂切子 サクラサク ¥12,100-(税別)木箱付】

となります!
ご購入の際は受注生産となりますのでお時間いただく場合がございます。
贈り物・ギフトとして、またはご自身へのご褒美などに是非。

何卒ご了承ください!


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